機能性便秘は生活習慣の乱れやストレスや疲労などによる心理的な要因でなってしまう便秘です。

ストレスや疲労を溜めてしまうと自律神経の働きが乱れて、腸の働きが弱まり起こってしまうんですね。

ダイエットするために栄養の偏った食事を摂っている人や仕事でストレス、疲労を抱えているなどが原因で便秘を起こしている人がこれに当てはまります。

機能性便秘にも種類があり、さらに3つのタイプに分けることができます。

  • 痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)
  • 弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)
  • 直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

痙攣性便秘

腸の活動は自律神経によって支えられていますが、ストレスや疲労などの心理的な要因から自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れると大腸の下部がけいれんを起こしてしまい、便の通過が防がれることで便秘を起こしてしまう原因となってしまうんですね。

痙攣性便秘はまたの名を腸過敏性症候群とも呼び、下腹部に鈍い痛みや頭痛、めまいなど症状も起こります。

主に食後に腹痛を伴う便意を感じるのが特徴で、下痢と便秘を繰り返してしまうのがよく見られるケースですね。

痙攣便秘の人は排便に苦労するという訳ではなく、小さくてコロコロとした便がでます。

弛緩性便秘

弛緩性便秘は大腸の筋肉が緩んで蠕動運動が弱まるために便を押し出せず起こるものです。

高齢者など体力が低下している人や多産のため腹筋が緩みがちの人に多く見られますね。

痙攣性便秘は違い、腹筋に力が入らず排便に苦労してしまい、おなかが膨らんで苦しいという自覚症状を伴います。

蠕動運動とは

消化管などの臓器の収縮運動のことで、内容物を移動させる役割をしている。主に食道から直腸までの運動をいう。蠕動運動は自律神経の働きによって行われているため、意識的に調整することはできないが、食物や水分をとる、運動をするなどの刺激を与えることによって活発になる。加齢などにより胃の蠕動運動が低下すると、消化に時間がかかるため胃もたれや胸やけを起こしやすくなる。また、大腸の蠕動運動が低下すると便秘になりやすくなる。
(引用元:gooヘルスケア http://health.goo.ne.jp/medical/word/155)

直腸性便秘

直腸・結腸反射が働かず、それまで順調に送られてきた腸の内容物が直腸で渋滞したしてしまい、起こる便秘です。

直腸で内容物が渋滞してしまうと水分が多く吸収されてしまい、便がカチコチと固くなってしまい、排便が困難になってしまいます。

若い女性に増えている便秘ですが、年をとって、腸が鈍くなる場合でも起こります。

直腸・結腸反射とは

直腸に便が送らると便意として信号で送られることです。この反応がないと便意がなくなり、便秘を引き起こす引き金となってしまいます。

器質便秘になってしまった場合は病院での治療が必要ですが、機能性便秘の場合は生活習慣の乱れやストレスなどの心理的な要因を取り除けば改善することができます。